忍者ブログ

ぐだぐだとメタルを楽しむ人の日記

HOMEreviewの記事
2024-05-07-Tue 22:12:52 │EDIT
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2006-06-01-Thu 22:02:41 │EDIT
ONE MAN ARMY AND THE UNDEAD QUARTET

ex.THE CROWNのヴォーカリスト、Johan Lindstrandのニューバンド、
ONE MAN ARMY AND THE UNDEAD QUARTET(長いよ!)のデビューアルバムです。

当然、THE CROWNと比較してしまうわけですが、共通する部分はあまり感じませんでした。
こちらのバンドでは多くの楽曲を手がけるJohanですが、THE CROWNでは
メインコンポーザーが別のメンバーだったので当然といえば当然です。
しかし、一番の違いはドラマーの資質なのではないでしょうか。
THE CROWNのドラマー、Janne Saarenpääはつんのめるような前のめりのドラミング、
対してONE M(略)のドラマー、Marek Dobrowolskiはどっしりと構えた
重めのグルーヴが特徴です(私はVinnie Paul Of PANTERA Meets Tom Hunting Of EXODUSと感じました。全然違う!っちゅー人は教えて)
土台が違えば当然できあがる音楽も全く違うものになります。

で、肝心の楽曲ですが、前述のように重めのリズムの上に割とシンプルなリフが
載っています。スピードもそれほど速いわけではありません。
部分部分は結構格好いいし、耳を惹く部分もあるんですが、
曲全体の印象は若干弱いかな。もう少し整理すればグッと良くなるんではないでしょうか。

ともあれ、ex.THE CROWNメンバーがシーンに戻ってきてくれたのはとても嬉しいし、
充分今後に期待出来る内容ではあります。
期待料を込めてこの点数。

PS.Marek Dobrowolsは相当巧いと思うし、かなり好みのドラマーです。
北欧にはこんな化け物がゴロゴロいるのね…。羨ましい。
PR
2006-05-30-Tue 22:38:32 │EDIT
THE CROWN

2004年、突然の解散が衝撃を与えたスウェーデン産激烈デスラッシャー、
THE CROWNの"真の"5thアルバム。

2002年発表の5thアルバム"Crowned In Terror"の
ヴォーカル差し替えバージョンです。
2002年当時、THE CROWNにはex.AT THE GATESのTomas Lindebergが
在籍しており、当然"Crowned In Terror"のレコーディングにも参加していました。
その後、Tomas Lindebergが脱退、初代ヴォーカリストのJohan Lindstrandが
舞い戻ったため、ヴォーカルを差し替え発売したようです。
去りゆくバンドからファンへのプレゼントという思いが込められているような
気がしてなりません。

THE CROWNといえば、デスメタルとMORTORHEAD譲りのロックンロールアティテュードを
絶妙な割合でブレンドし、多くのヘッドバンガーに愛されたバンドです。
今作でもそれは全く変わりません。
疾走するドラム、うなるギターリフ、吼えるヴォーカル、いつもと変わりなく
最高に格好いい唯一無二のデス&ロールの世界です。
時に美しいとさえ感じる流麗なギターソロも聴き所。
特に#02"Crowned In Terror"のギターソロはいつ聴いても鳥肌が立ちます。

結局、日本の地を踏むことなく彼らは散っていった訳ですが、
ライブはおまけ(?)で付いているDVDで観る事が出来ます。
これがまた本当に格好良くって…。凄く狭いクラブで演奏しているんですけどね。
いつか必ず帰ってくると信じています。

PS.DVDですが、私が買った物(Amazonで購入)は普通にDVDプレイヤーで観られました。
2006-05-29-Mon 22:51:27 │EDIT
SHADOWS FALL

アメリカ出身の5人組、SHADOWS FALLの4thアルバム。

メタルコアやらMAメタルやら言われていますが、
そんなこたーどーでもよろしい。
ただただ単純に格好いいヘヴィメタルです。
絶妙なグルーヴと軽快さを併せ持つリズムの上に、鋼を寄り合わせた
リフが乗り、ヴォーカルが野獣のように咆吼する。
正にヘヴィメタル。格好良すぎ。

このバンドの最大の武器は否応なく頭を振らざるを得ない
リフワークとリズム感だと思います。
そのヘッドバングメーカー(造語)としての才能は
#07"The Power Of I And I"で爆発し、
#08"Ghosts Of Past Failures"、#09"Eternity Is Within"、
#10"Those Who Cannot Speak"とラストまで一気に畳みかけてきます。
その間、細かい事は気にせず、首がもげるほどヘッドバンギングすればいいのです。
ヘッドバンガーを自認する者なら聴かずに済ませてはいけない必聴の作品。
2006-05-28-Sun 21:33:31 │EDIT
DISARMONIA MUNDI

イタリア産メロディックデスメタルプロジェクト、DISARMONIA MUNDIの3rdアルバム。

プロジェクトと言ったのは正式メンバーが2人しかいないからです。
まずは中心メンバーのEttore Rigotti。ヴォーカル(クリーンヴォイス)、ギター、ベース、ドラム、キーボードを担当しています(スゲー!)。
オリジナル曲を全て手がけているのも彼です。本物の天才です。
それから、本来のヴォーカリストなんだけど、何故かバッキングヴォーカルしかやっていないClaudio Ravinale。
スクリームは前作と同様、サポートメンバーとしてSOILWORKのBjörn "Speed" Strid(奥さんは日本人)が担当しています。

音楽性は前作の延長上に位置し、それほど大きな変化はありません。
スクリームを多用しながら、クリーンヴォイスでメロディを紡ぐと言う方法論は
簡単に言えばSOILWORKやIN FLAMESに影響下にあると言っていいでしょう。
しかし、掃いて捨てるほどいるSOILWORKフォロワーと一線を画しているのは
本家SOILWORKのヴォーカリスト、Björnが参加していると言う事実よりも
楽曲の素晴らしさによるものです。
前作"Fragments Of D-Generation"も実に良くできた作品であり、
本作に対する期待もかなり高かったのですが見事に応えてくれました。
まあ、前作収録の"Common State Of Inner Violence"、"Oceangrave"に匹敵する
曲が無い気がしますが、アルバムトータルの完成度はめちゃくちゃ高いと思います。
Ettore Rigottiに脱帽。あんたマジでスゲーよ!
Björn、SOILWORKを辞めてこっちに本腰を入れてくれれば…
プロフィール
HN:
りょうすけ
性別:
男性
職業:
地方公務員メタラー
趣味:
メタル、人間観察、料理
自己紹介:
某地方公共団体所属の雑食系メタラー。
JOURNEYからDIMMU BORGIRまでいけます。
Powered by 忍.jp Design by あるふぁ
Copyright (c) 2006 ぐだぐだメタルライフ Some Rights Reserved.
http://gudagudaryosuke.blog.shinobi.jp/review/?pageNo=2
忍者ブログ[PR]