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ぐだぐだとメタルを楽しむ人の日記

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2024-04-26-Fri 07:20:22 │EDIT
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2006-07-09-Sun 16:15:32 │EDIT


第4回このミステリーがすごい!大賞(以下、このミス大賞)で、大賞を受賞した作品です。
作品の詳しい内容はこちら
作者の海堂尊(かいどう たける)は、現役のお医者さんみたいですね。
読んでいる時はそのことを知らなかったんですが、
病院内部の描写から、おそらく医療現場にいたことのある人だろうと
思っていたら、やはりそうでした。

巻末にこのミス大賞の選評が掲載されているんですが、
皆さん、この作品のキャラクター描写(っていうのかな?)を
褒めてますね。
簡単に言えば、登場人物のキャラがた立っていると言う事ですが
私も同じ事を感じました。
各登場人物の、外見の描写はそれ程無かったと記憶していますが、
姿形が頭の中に浮かんでくるんですよね。
キャラクターが立っている、と言うよりも生きている、と言う表現のが
しっくりします。
しかも、主要な登場人物が実に魅力的なんですよね
(私は桐生医師が気に入りました)。

謎の解決部分があっさりしているのが個人的にはちょっと気になりますが
これは好みの問題かも知れません。
エンディングも上手く決まってますし、少しでも気になるので有れば
読んで損はしないでしょう。
次作を楽しみに出来る作家が誕生した事が嬉しいですね。
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2006-05-27-Sat 21:48:01 │EDIT
meitantei

「犯人当てアンソロジー」と書かれているとおり、
犯人当て小説を6本集めた作品です。

作者は、我孫子武丸、有栖川有栖、霧舎巧、貫井徳郎、法月綸太郎、麻耶雄嵩
とそうそうたるメンツ。当然中身ははいずれ劣らぬ難問ばかり。
もともとは、新聞社の企画で、回答を募集し、正解した人には賞金が出たようです。。
私には到底解けないような問題ばかりですが、しっかり正解した
人もいるとか。

ミステリは凄く好きなんですが、犯人が誰かを考えるより
早く真相が知りたいと思ってしまうんですよね。
あれこれ考えるより早く結末を読んでしまうと言うか…
まあ、じっくり考えたところで正解までたどり着けないとは思いますが。

結末の意外性(これ重要)で法月綸太郎と我孫子武丸の作品が好み。
特に我孫子武丸のは、被害者が残した手記から真相を推理するスタイルも好みだし、
単なる犯人当てではないところも良いですね。
プロフィール
HN:
りょうすけ
性別:
男性
職業:
地方公務員メタラー
趣味:
メタル、人間観察、料理
自己紹介:
某地方公共団体所属の雑食系メタラー。
JOURNEYからDIMMU BORGIRまでいけます。
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