ex.
THE CROWNのヴォーカリスト、Johan Lindstrandのニューバンド、
ONE MAN ARMY AND THE UNDEAD QUARTET(長いよ!)のデビューアルバムです。
当然、THE CROWNと比較してしまうわけですが、共通する部分はあまり感じませんでした。
こちらのバンドでは多くの楽曲を手がけるJohanですが、THE CROWNでは
メインコンポーザーが別のメンバーだったので当然といえば当然です。
しかし、一番の違いはドラマーの資質なのではないでしょうか。
THE CROWNのドラマー、Janne Saarenpääはつんのめるような前のめりのドラミング、
対してONE M(略)のドラマー、Marek Dobrowolskiはどっしりと構えた
重めのグルーヴが特徴です(私はVinnie Paul Of
PANTERA Meets Tom Hunting Of
EXODUSと感じました。全然違う!っちゅー人は教えて)
土台が違えば当然できあがる音楽も全く違うものになります。
で、肝心の楽曲ですが、前述のように重めのリズムの上に割とシンプルなリフが
載っています。スピードもそれほど速いわけではありません。
部分部分は結構格好いいし、耳を惹く部分もあるんですが、
曲全体の印象は若干弱いかな。もう少し整理すればグッと良くなるんではないでしょうか。
ともあれ、ex.THE CROWNメンバーがシーンに戻ってきてくれたのはとても嬉しいし、
充分今後に期待出来る内容ではあります。
期待料を込めてこの点数。
PS.Marek Dobrowolsは相当巧いと思うし、かなり好みのドラマーです。
北欧にはこんな化け物がゴロゴロいるのね…。羨ましい。
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