「犯人当てアンソロジー」と書かれているとおり、
犯人当て小説を6本集めた作品です。
作者は、我孫子武丸、有栖川有栖、霧舎巧、貫井徳郎、法月綸太郎、麻耶雄嵩
とそうそうたるメンツ。当然中身ははいずれ劣らぬ難問ばかり。
もともとは、新聞社の企画で、回答を募集し、正解した人には賞金が出たようです。。
私には到底解けないような問題ばかりですが、しっかり正解した
人もいるとか。
ミステリは凄く好きなんですが、犯人が誰かを考えるより
早く真相が知りたいと思ってしまうんですよね。
あれこれ考えるより早く結末を読んでしまうと言うか…
まあ、じっくり考えたところで正解までたどり着けないとは思いますが。
結末の意外性(これ重要)で法月綸太郎と我孫子武丸の作品が好み。
特に我孫子武丸のは、被害者が残した手記から真相を推理するスタイルも好みだし、
単なる犯人当てではないところも良いですね。
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