スウェーデンのソロシンガー、
ANDERS JOHANSSONの1stアルバムです。
と言っても、某有名ドラマーとは同名異人なのでご注意。
まあ、ジャケット写真を見れば判りますけどね(笑)。
音楽的には、AORよりも、ポップスと言った方がしっくりきます。
ギターもドラムもほとんど自己主張をしていません。
当然、ギターソロなんてものもありません。
ロック的なエッジもほとんど感じられませんが、
そんな事はどうでも良くなるくらいに曲が素晴らしい。
爽快でフックに満ちあふれたメロディ、良く練られたアレンジ、
良質なプロダクションと文句の付けようがありません。
Andersの歌唱力も上々で、ほんの少しかすれた声質も
実に魅力的です。
ANDERS JOHANSSONと言う人物が何者なのかは全く知りませんが、
私は彼の才能にすっかり惚れてしまいました。
世の中には凄い才能を持った人がいる事を改めて思い知らされましたね。
そしてそんな人物がこの日本では全くの無名である事がとても残念です。
PS.誤解を招かないように補足しておきます。
本作に収録された楽曲の多くは外部ライターのもののようですが、2006年発表の
3rdアルバムでは、多くの楽曲をANDERSが手がけるようになっています。
後日レヴューする予定ですが、2nd、3rdとも大変素晴らしいアルバムです。
PS2.
こちらと
こちらから何曲か(1stアルバムの曲とは限りませんが)試聴出来ます。
メロディ派の方は是非一度聴いてみてください。
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